『プログラミングRuby 第5版』の翻訳プロジェクトについて

現在、『Programming Ruby 3.3 (5th Edition)』(通称ピッケル本)の翻訳を島田の方で進めています。

ピッケル本について

『Programming Ruby』は、Dave ThomasとAndy Huntによって書かれ、2000年11月に出版された、英語圏で最初のRuby書籍であり、アメリカでRubyコミュニティがまつもとさんを呼んで集まるきっかけにもなった、Rubyコミュニティにとって大切な書籍です。

一番最初のカンファレンスですと、デイブ・トーマスとアンディ・ハントの『プログラミングRuby』、 ピッケル本と呼ばれている本が出た時に、それを見て感銘を受けた人たちが、 「じゃあ、みんなで集まりましょう」「遠くだけど、みんなの参加費を集めて、 まつもとの航空券を買って、まつもとを呼んで話そう」みたいな会を開きました。 それ以来、毎年、Ruby Conferenceというものがアメリカで開かれています。 https://logmi.jp/main/technology/279858

原書の表紙にピッケルが描かれていたため、同書は『ピッケル本』という愛称でコミュニティに長く親しまれてきました。

しかしながら、日本では、2001年に『プログラミングRuby: 達人プログラマーガイド』(桐原書店)として第1版が翻訳された後、第3版まで訳書が出版されたものの、現在は日本語で読めない状況が続いています。

翻訳プロジェクトについて

そんなピッケル本について、第2版以降の版元であるオーム社さんからお声がけをいただき、現在島田の方で翻訳を進めています。

翻訳については、『プログラミングRuby 1.9』までの訳者である田村さんにもご了承をいただき、過去の訳文を活かす形で最新の版との差分を確認しながら進め、現在24章まで翻訳が進んでいる状況です。

訳者への支援のお願い

ただ、過去の販売実績などから費用面で課題があり、翻訳の仕事に対していただけるお金はほとんどない状況です。

そのため、書籍の出版に向けて、訳者の仕事に対する援助をしてくださる個人や団体の方々を募集したいと考えました。 主旨に賛同し、書籍スポンサーとして翻訳を支援いただけると大変助かります。

プログラミングRuby 第5版 翻訳支援の募集

現在は、企業・団体様の支援のみ受付を開始した状況となります。なにぶん一人で色々とやっているため...個人で支援してくださるお気持ちの皆様は今しばらくお待ちください。上記のページに問い合わせフォームや応援フォームもそれぞれ開いていますので、何かあればメッセージいただけると嬉しいです :-)

国内のRuby関連書籍の刊行数が少なくなってきている現在、そして、技術書籍の翻訳書の出版という形態もこの先長く続くかどうかの約束のない今だからこそ、ピッケル本の最新版を日本語の紙書籍という形で出版しておきたいと考えています。

何卒ご支援のほどどうぞよろしくお願いします。